よくある面接必勝法のような本のまとめではなく、読んだ次の日から仕事へのスタンスやモチベーションが向上する本をまとめてみました。
今回紹介する5冊は、メルカリでいう「傷や汚れあり」くらい擦り切れるほど読みました笑。それくらいおすすめできるものだけを厳選しました!!
仕事を効率的かつ論理的に取り組めるようになっただけではなく、プライベートでも些細なことに幸せを感じるようになりました。人間として何倍も大きく成長する手助けをしてくれた管理人のバイブルです。
また自己啓発系の本は読んだ時は、とてもやる気に満ち溢れるのですが、そのモチベーションは明日には忘れてしまっているという方が物凄く多いのも事実です。
そこで管理人は、本の内容を何かしらの形でアウトプットすることをおすすめします。アウトプットといっても、ブログやTwitterで発信するのは抵抗やめんどくさいと感じる人が多いとおもうので、内容をメモすることから始めてみてください。
Evernoteなどで管理する方法は、いつでもどこでも見返せるので良いですが、本を記録する習慣がない人には三日坊主になってしまうことが多いと思います。また本に書き込むのも1つの方法だと思いますが、結局何が重要なのかよくわからなくなってしまうことに気をつけましょう。
管理人は、各本ごとに自分が重要だと思う点をポストイットにメモをして、本の表紙を捲ったところに貼っています。ポストイットという限られた表面積に要約するため、内容の理解度がかなり高まります。また本とセットで保管するため、管理する必要がないんです。
ちなみに、この5冊は本当に素晴らしい言葉が多く、毎日意識できるようにポストイットは職場のデスクに貼っています!!
目次
①入社3年目までに勝負がつく77の方法

出版日 | 1998/3/1 |
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著者 | 中谷彰宏 |
Amazon新品価格 | ¥494 |
Amazonレビュー(39) |
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Amazon URL | 入社3年目までに勝負がつく77の方法 |
内容紹介
20代のうちについた差は一生取り戻せないということを説いた、若手ビジネスマン必読の一冊です。1998年に書かれたと全く思えないほど、普遍的な価値があると思います。
管理人は、「最初は質より量をこなせという考え方を、比喩的に表現した蛇口の話」が一番印象的です。
蛇口の中のサビは、軽く捻っても強く捻っても絶対に出るので、どうせなら強く捻ってバーッと早く出してしまおうぜという話です。
例えば、最初の100商談は出来の悪いアウトプットしか出せないことをプライドを捨てて受け入れ、スピードを持って行動すべきだと説明しています。
言い換えれば、「PDCAではなくDCAP」ということです。特に日本人はPlanが長い傾向にあり、Doで挫折するとさらにPlanが長くなるという負のスパイラルに陥りがちです。
特に意識が高い人ほど慎重になってしまいがちなので、まずは行動してみて、その後に振り返る癖をつけましょう。
入社してからの3年間で、君のすべてが決まる。この3年間は、決して、準備期間ではない。この3年間に頑張った人は、好きな仕事ができるようになる。この3年間に苦労をたくさんした人は、仕事のプロになる。この3年間に油断した人は、一生逆転できなくなる。この3年間にこの本に出会った人は、運を切り開く。この3年間は人生の黄金の3年間である。これは、僕の黄金の3年間の実体験だ。
– 中谷彰宏 –
著者紹介
中谷彰宏
1959年大阪府生まれ、1984年に早稲田大学第一文学部演劇科を卒業後、博報堂に入社しCMプランナーを務める。1991年に独立、(株)中谷彰宏事務所を設立する。
著書は、『なぜあの人は人前で話すのがうまいのか』『なぜあの人は整理がうまいのか』など、800冊を超す。「中谷塾」を主宰し、全国でセミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社でも、「中谷塾」ブランドの書籍を刊行している。
②やり抜く力 GRIT(グリット) 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

出版日 | 2016/9/9 |
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著者 | アンジェラ・ダックワース(Angela Duckworth) |
Amazon新品価格 | ¥1,728 |
Amazonレビュー(225) |
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Amazon URL | やり抜く力 GRIT(グリット) |
内容紹介
IQや才能よりも継続することが大事ということを証明した書籍です。
このシンプルで力強い命題を、心理学の様々な理論を元に多角的に検証しています。
バラク・オバマ、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグなど、錚々たる権威がその重要性を語り、米教育省が「最重要課題」として提唱する「グリット」の秘密を初めて解き明かした一冊です。
以下のTEDでの講演を見えば、本書の概要がわかると思います。なんと視聴回数は1,000万回を超えています。
著者紹介
アンジェラ・ダックワース(Angela Duckworth)
ペンシルベニア大学心理学部教授。近年、アメリカの教育界で重要視されている「グリット」(やり抜く力)研究の第一人者です。
2013年に、マッカーサー賞(別名「天才賞」)を受賞しています。教育界、ビジネス界、スポーツ界のみならず、ホワイトハウス、世界銀行、経済協力開発機構(OECD)、米国陸軍士官学校など、幅広い分野のリーダーたちから「やり抜く力」を伸ばすためのアドバイスを求められ、助言や講演を行っています。
ハーバード大学(神経生物学専攻)を優秀な成績で卒業後、マッキンゼーの経営コンサルタント職を経て、現在は公立中学校の数学の教員です。
③最速の仕事術はプログラマーが知っている

出版日 | 2015/7/24 |
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著者 | 清水亮 |
Amazon新品価格 | ¥1,598 |
Amazonレビュー(31) |
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Amazon URL | 最速の仕事術はプログラマーが知っている |
内容紹介
エンジニアではなく、是非とも営業などのビジネス職の人たちに読んで欲しい一冊です。
プログラミングの書き方ではなく、そもそもの考え方を学ぶことができます。
例えば、プログラマーの世界には下記のようなムダを削ぎ落とすための数々の原則や仕組みが数多くあります。
- DRY(Don’t Repeat Yourself)原則
= 「同じことはするな」 - KISS(Keep It Simple, Stupid)原則
= 「とにかくシンプルにしろ」 - YAGNI(You aren’t gonna need it)原則
= 「必要になってからやれ」
これらから導き出される実践的な仕事術を、国家認定天才プログラマーであり経営者でもある著者が伝授しています。
例えば、資料作成方法やプレゼンテーション方法、情報の整理方法、ファイル名の付け方、チームのマネジメント方法など、具体的に落とし込んで丁寧に説明しています。
著者は、誰もがプログラミングできる環境の実現を目指している方なので、本当に分かりやすい内容です。
また実際に、世界を見渡せば経営者がプログラミングを理解していることが分かると思います。
ビル・ゲイツ(Microsoft)、ラリー・ペイジ(Google)、ジェフ・ベゾス(Amazon)、マーク・ザッカーバーグ(Facebook)といった経営者は、みんなプログラマー出身者です。
プログラミングから学べる思考法こそ、彼らのビジネススピードの原動力なのです。
アメリカ人は全員コンピュータのプログラミングを学ぶべきだと思うね。
なぜなら、コンピュータ言語を学ぶことによって考え方を学ぶことが出来るからだ。
– スティーブ・ジョブズ –
著者紹介
清水亮
1976年新潟県生まれ。電気通信大学在学中、米Microsoft Corpにて家庭用ゲーム機開発や技術動向の研究・教育に携わり、1998年にドワンゴに入社。
エグゼクティブゲームディレクターとして携帯電話事業を立ち上げ、2002年に退社。米DWANGO North America Inc社副社長を経て2003年独立する。株式会社ユビキタスエンターテインメント代表取締役社長兼CEOに就任。
04年度に独立行政法人情報処理推進機構(IPA)より天才プログラマー/ スーパークリエイターとして認定される。
④嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

出版日 | 2013/12/13 |
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著者 | 岸見一郎 古賀史健 |
Amazon新品価格 | ¥1,620 |
Amazonレビュー(1,747) |
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Amazon URL | 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え |
内容紹介
かなり大ヒットした書籍なので、名前を聞いたことがあると思います。対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。
本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式でまとめた一冊です。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方策を提示してくれます。
この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるでしょうか?
著者紹介
岸見一郎
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋古代哲学史専攻)。
その後、京都教育大学教育学部、奈良女子大学文学部(哲学・古代ギリシア語)、近大姫路大学看護学部、教育学部(生命倫理)非常勤講師、前田医院(精神科)勤務を経て、京都聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)非常勤講師になる。
専門の西洋古代哲学、特にプラトン哲学と並行して、アドラー心理学を研究している。精力的にアドラー心理学や古代哲学の執筆・講演活動、そして精神科医院などで多くの青年のカウンセリングを行う。日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問でもある。
古賀史健
1973年、福岡生まれ。1998年、出版社勤務を経てフリーランスライターに転向する。これまでに80冊以上の書籍で構成・ライティングを担当してきた。
書籍のライティング(聞き書きスタイルの執筆)を専門とし、ビジネス書やノンフィクションで数多くのベストセラーを手掛けている。またインタビュー原稿にも定評がある。
20代の終わりに『アドラー心理学入門』(岸見一郎著)に大きな感銘を受け、10年越しで本企画を実現した。
⑤採用基準

出版日 | 2012/11/9 |
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著者 | 伊賀泰代 |
Amazon新品価格 | ¥1,620 |
Amazonレビュー(189) |
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Amazon URL | 採用基準 |
内容紹介
マッキンゼーの採用マネジャーを12年務め、延べ数千人の学生と面接してきた著者が、本当に優秀な人材の条件を説くとともに日本社会にいまこそ必要な人材像を明らかにしてくれます。
リーダーシップとはなにかを知ることができる本ですが、その理想像に至るまでのプロセスは明確に記載されていません。
そのため管理人は、『採用基準』を読み、ロールモデルを決める際の条件を導くことをオススメします。
ロールモデルを決めることで目標が具体的になり、比較や分析、戦略を立てやすく、結果的に成長への一番の近道だと考えているためです。
その人のキャリアプランなどを参考に、時には反面教師になって、自分の人生設計をしています。
また「○○さんだったらどう考えるかな?」と意思決定する際は、必ず自問自答するように心がけています。
著者紹介
伊賀泰代
兵庫県出身。一橋大学法学部を卒業後、日興證券引受本部(当時)を経て、カリフォルニア大学バークレー校ハース・スクール・オブ・ビジネスにてMBAを取得。
1993年から2010年末までマッキンゼー・アンド・カンパニー、ジャパンにて、コンサルタント(アソシエイト、エンゲージメント・マネージャー)および、人材育成、採用マネージャーを務める。2011年より独立。
キャリアインタビューサイト MY CHOICEを運営し、リーダーシップ教育やキャリア形成に関する啓蒙活動に従事する。
まとめ
目を引いた本はあったでしょうか?
読者のみなさんも、もしオススメの本があったら教えてくださいね^^。